サステナビリティ
かたちだけのエコに陥らないために
企業が生産活動を行うこと自体が環境負荷になっている。
そのことを理解し、負荷の低減に取り組まなければ、環境に配慮した商品をつくっていると胸を張って言えません。
電力の全てを再生可能エネルギーである風力を使用したり染色工場からの廃水を海の水より透き通っている状態に整えたりと、
私たちは「最小限の環境負荷」をポリシーに活動をしています。
風で織るタオル
私たちは自社で使用する電力を100%風力発電でまかなっています。
それ故、私たちのタオルは『風で織るタオル』と呼ばれることもあります。
ただ、自社で風車を保有して風力発電を行なっているわけではありません。
全国の風力発電所と、グリーン電力を使いたいという企業を結びつける日本自然エネルギー株式会社によるグリーン電力証明システムを、私たちは顧客として、2001年から利用しています。
人と自然を考えた染色方法
タオルの製造工程において最もエネルギー消費が多い染色工程。
人体に安全で環境負荷の少ない染色を目指す「ローインパクト・ダイ」。
この考え方に基づき、私たちはタオルを染色しています。
水の都・愛媛県西条市に位置する染色工場INTERWORKSで染色整理を行い、
洗浄には石鎚山系の地下水を。染色には重金属を含まない反応染料を使用しています。
タオルに残った染料は濃い色目であれば5時間以上かけて丹念に洗い落とされ、その廃水は世界一厳しいとされる瀬戸内海の排水基準をクリアする浄化施設で、バクテリアを使って長時間かけて処理しています。
タオルメンテナンス
タオルは消耗品ではなく、愛用品。使えば使うほど味が出てきます。
お客様にずっと長く、私たちの製品を愛用いただけるように
お客様が使用している当社のタオルをお預かりし、本社工場でメンテナンスを行い、ご購入時の状態に近づけてお戻しするメンテナンスサービスを提供しています。
お客様に長くご愛用いただき、製品寿命を延ばすものづくりをすることは
私たちが企業理念に掲げる「最小限の環境負荷」の大きな柱になっており、
そのためには、製品を気にかけていただき、愛着を持っていただくことが一番です。
万が一汚れがひどくなってしまっても、その部分が改善されて戻ってきたら、
その製品を以前より愛着を持っていただけるのではないか。
そうした想いが、タオルメンテナンスを提供する根底にあります。