厚みもありキッチンに最適です。
- TOP
- 私たちについて
- IKEUCHI ORGANICの人
- 検品という重要かつ大変な職場だからこそ、明るく元気に。
Vol.49
検品という重要かつ大変な職場だからこそ、明るく元気に。
ものづくりの最後の工程である検品。IKEUCHI ORGANICの検品現場では、人の手と目を通して細かく確認し、品質を厳しく管理しています。検品部門のリーダーである白石さんに、どのようなことを意識しながら仕事に向き合っているかを語ってもらいました。
検品・出荷・在庫管理 白石
検品担当として、ブレない視点をもつ大切さ
今治本社工場で、検品部門の担当をつとめている白石です。
実は、今治本社工場では検品部門の人数が一番多く、10名以上のパートスタッフのメンバーが働いています。なぜ多くの人手が必要になるかというと、人の手で検品を行っているからです。
仕上がった商品に対して傷や汚れがないかを目視で確かめたり、パイルのもつれ等がないかを実際に手で触りながら確かめたり、一つひとつの商品を丁寧に検品していきます。
また、フェイスタオルであれば、ひとりで検品できますが、バスタオル以上のサイズは二人がかりで担当します。IKEUCHI ORGANICではタオルケットやシーツも扱っていますが、そうしたサイズの大きい商品は一枚を検品するのに本当に時間がかかります。
検品では、汚れや傷の確認以外にも、様々なことを確認していきます。仕様どおりのサイズに仕上がっているか。色ムラがないか。ネームタグは正しい位置に、きちんと縫製されているか。こういった項目を見ていきます。
新しく入ってきたパートスタッフのメンバーが、検品の細かさに驚くことも少なくありません。私自身、働きはじめた当時は「ここまで細かくやる必要があるんだ」と驚きました。
当然のことながら、私たちのところで「傷あり」「汚れあり」と判断されたものは、出荷できません。ただ、個人的な感情としては「これくらいの汚れだったら、いいんじゃないかなぁ」「これが出荷されないのは、もったいないなぁ」と思ってしまう瞬間もあります。
ちょっと直せば大丈夫なものは、私たちがその場で直したりもします。ですが、会社が定めた基準を残念ながら満たせてないものは、出荷から外していかないといけません。
最大限の安全を掲げるIKEUCHI ORGANICの検品担当として、ブレない視点をもつこと。それが、検品という仕事の難しさのひとつだと感じます。
出荷を無事に見届けた瞬間の達成感
検品は出荷の一歩手前の工程ということもあり、検品と出荷は同じ部門で担当しています。
新商品や法人のお客さまから注文いただいた商品の場合、発売日や納品日が明確に決まっていることがほとんどです。そのタイミングに間に合うように出荷を完了させる必要があります。
余裕をもってスケジュールが進行していれば問題ないのですが、製造過程の途中で何か起きた場合、検品期間を短縮せざるを得ません。IKEUCHI ORGANICはものづくりに妥協しない会社ですので、割とそういう事態が頻繁に起こります。
特に、そうしたことが起こりがちなのが、毎年発売しているコットンヌーボーです。
タンザニアからインドを経由して届く糸の到着が遅れたり、上手い具合に織れないとやり直しになりますし、ちょっと色が違うから染め直しなど、読めないことばかりです。でも、お店に並べる日にちは決まってます。そのため、検品スタッフ総出で検品したりと、毎年バタバタです。
検品の段取りを決めて、みんなで手分けして検品を進め、無事に商品の出荷が完了した際には、思わずホッと胸をなでおろしてしまいます。同時に、「今回もやりきった」という達成感を最も感じる瞬間でもあります。
大変な仕事だからこそ、明るく元気に
このように検品部門は、スケジュールを意識しながらも、一つひとつの商品をしっかりと確認していかないといけませんので、集中力がとても求められる職場です。
私自身、今でも検品は難しいし、大変だと思うことも多いです。検品部門のみんなは、時間がない中で、本当に頑張ってくれていると思います。
一方で、そんな大変かつ重要な仕事だからこそ、テンション高くいかないといけないと感じています。せっかくなら明るく前向きに仕事をした方がいいし、そのほうがみんなも気持ちよく働けるのではないかと思うからです。
私からスタッフのみんなに「今回も大丈夫だよ」「みんななら、できるよ」と声をかけることが多いのですが、そうした想いが背景にあったりします。
自分たちが検品して送り出した商品が店頭に並び、お客さまが手にとっている様子を見かけると、「頑張ってよかった」と素直に思います。
検品という立場から、これからもIKEUCHI ORGANICのものづくりを支えていきたいです。
インタビュー2023年5月
取材・文/井手 桂司
フォトグラファー/木村 雄司
オススメのタオル:オーガニックエアーホイップフェイスタオル
検品・出荷・在庫管理 白石
IKEUCHI ORGANICの人
-
Vol.56
お店に足を運んだ感覚で、オンラインストアを利用いただきたい。
オンラインストアに寄せられるお客様のご要望やご相談に寄り添うカスタマーサポートや出荷管理を担う石川さんにお話を伺いました。
Web カスタマーサポート・出荷管理 石川
-
Vol.54
全てのひとに明かりや希望を感じてもらえる、そんな場所でありたい
セールスコンダクター兼ストアマネージャーとして両ストアの責任者をつとめる益田さんに、ストアが目指している姿について語ってもらいました。
セールスコンダクター/ストアマネージャー 益田
-
Vol.52
タオル選びを通して、お客さまの「好き」を一緒に探していきたい
東京ストア店長をつとめる福山さんに、IKEUCHI ORGANICとの出会いや、どんな想いをもって店頭に立っているのかを語ってもらいました。
東京ストア店長 福山