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Vol.48

オンラインの出荷担当として、一つひとつを丁寧にやっていく

IKEUCHI ORGANICのオンラインストアには日本全国から様々な注文が届きます。商品の出荷対応や問い合わせ窓口など、オンラインストアの裏側を支えるスタッフとして10年以上働いてきた中山さんに、働くなかで意識していること等を語ってもらいました。

WEB 検品・出荷 中山

オンラインの出荷担当として、一つひとつを丁寧にやっていく

一つひとつの出荷を丁寧に送り続ける

今治本社で、出荷や検品の担当をつとめている中山です。

2009年にIKEUCHI ORGANIC(当時は池内タオル)に入社し、オンラインストアの担当として、注文内容の確認・商品の出荷・お問い合わせの窓口など、ストアの裏側を支える仕事を長くつとめてきました。

入社した当時は、解反(かいたん)のところでの在庫入力が主な業務で、手の空いた時間でオンラインストアのお手伝いをする程度でした。

ただ、ネットショッピングが社会全体に普及するにつれ、IKEUCHI ORGAINCのオンラインストアへ届く注文の数も次第に多くなり、オンラインストアの仕事をする時間がだんだんと増えていきました。

最初の頃は、「商品のカタログを送ってほしい」というお問い合わせをいただくことが多く、カタログをお客さま宛に発送し、FAXやお電話で注文を受け取ることが主でした。それが、次第にオンラインストアだけで完結するようになり、ストアの仕組み自体も進化していく中で、業務内容も随分と変わっていきました。

それでも、昔から一貫して変わらないことは、最後は人の手によって注文いただいた商品を出荷していることです。お届けする商品がお客さまの暮らしを豊かにしていくことを願いながら、出荷作業を行っています。

中山さん

名前を覚えてくださるお客さまの存在が励みに

現在は石川さんに引き継いでいますが、以前はオンラインストアのお問い合わせ窓口も対応していました。

IKEUCHI ORGANICでは幅広い商品ラインナップを取り揃えておりますので、「どれを選んだら良いか迷っています」というご相談がよく寄せられます。

東京や京都のストアでしたら、お客さまに様々な商品を実際に体感していただきながら、最適な商品をご提案することが可能です。しかし、電話越しではそのような体験をお届けすることはできません。

お客さまがどのような商品をお求めなのかを会話から汲み取り、最適だと思う商品をご紹介する。それまで事務作業がメインの業務だった私にとって、こうした対応に難しさを感じることもありました。

ただ、お問い合わせの窓口を続けるなかで、私の名前を覚えていただき、定期的にご連絡をいただき、ご購入してくださるお客さまもいらっしゃいました。

いつもお電話に出る際には「中山です」と名乗って対応していますが、自分の名前を記憶してくださっているお客さまがいるとは、初めての頃には思いもよらなかったことで、とても嬉しい驚きでした。

お問い合わせの窓口としてキチンとした対応ができているか不安に思う中で、そうしたお客さまの存在は何よりの励みになりました。

中山さん

自分なりにできることをやっていく

IKEUCHI ORGANICに入社した当時は、そこまでタオルに興味があったわけではなく、過去の経験を活かせる職場ということで今の会社を選びました。

ですが、長く働くうちに、商品への愛着のようなものがだんだんと芽生えていきました。

現在では、親戚や知人に何かをプレゼントする際には、自分たちの商品を率先して贈るようになりました。タオル類はたくさんあって困るものでもないですし、商品の品質を褒めてもらえたりすると嬉しい気持ちになります。

また、会社への愛着も、10年以上働くなかで深まってきていると感じています。

実は、私は華道の資格を持っていて、簡単なお花の授業を月に2回程度開催しています。お昼休みの時間を利用してやっているのですが、出荷や検品の部門で働いているパートスタッフのメンバーが主に参加してくれています。

このお花の授業は、自分の特技で会社のために何かできることはないかと考え、数年前から始めたものです。

これからも自分なりにできることを考えながら、一つひとつを丁寧にやっていきたいです。

中山さん

インタビュー2023年5月
取材・文/井手 桂司
フォトグラファー/木村 雄司

WEB 検品・出荷 中山

オススメのタオル:オーガニックエアーバスタオル

WEB 検品・出荷 中山

旅行が好きで色々なところに行くのですが、軽くて荷物にならず、ホテルの部屋に干しておけば朝には乾いているところが気に入っています。

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